月別: 2017年8月

「荷物をぜんぶ家に放り出したら、鍵を閉めるの。遺書をひらいた携帯を玄関に閉じ込めて、いちばん身軽なカッコで行くの。夜の川はきっとどこまでも深いから、こんな私でも沈めるの。神さま、神さま、お願いします。今日の一回だけでいい

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月別: 2017年8月

「アリスを殺したのは私じゃない!アリスは私に殺されたんだ!だから私はやってない!私は見ているしかなかった!アリスが八つ裂きにされるのを、ちいさなからだがぼろぼろになるのを、見ているしかできなかった!だからアリスは殺された

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月別: 2017年8月

紅茶をひっくり返して笑えよ。まともがいちばん堪えるんだって知らないお前じゃないだろう。手足をばたつかせ泣き喚いたってお前のアリスは戻らない。だってお前が捨てたんじゃないか。お前がぐちゃぐちゃにしたんじゃないか。まだ両手は

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月別: 2017年8月

アリスはいない。 私だけ、私だけがひとりぽっちでここにいる。 アリス、あなたはどうやって彼らを愛していたの。 アリス、あなたはどうやって私を愛していたの。 アリス、あなたはどうして道連れにしてくれなかったの。

月別: 2017年8月

だれがアリスを殺したの。私の両手は真っ赤だったわ。 いとしいアリス、だいじなアリス、あなたがいなくなってしまって、私はずっと欠けたまま。 ちいさなアリス、ぷちゅんと踏み潰したのはだれ。 アリス、アリス、ごめんなさい。

月別: 2017年8月

ちいさな私。かわいいアリス。 あの子を返して。あの子を返して。 夢にくちづけ、あかるい笑顔、世界をまるごと愛していたのね。 いいこのアリス、やさしいアリス。 ちいさな私。 あの子を返して。

月別: 2017年8月

月別: 2017年8月

ちいさなあの子は夢みてた。 やさしくて、あったかくて、ふうわりとして、きもちのよい、穏やかですてきなものなのだと、ちいさなあの子は夢みてた。 ああ、だけど、もう鳥は鳴いてしまったよ。 おはよう、おはよう。 夢は終わり、あ

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月別: 2017年8月